国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

2/2 争いの原因は「愛」


義理の実家とそりが合わない、と言うのは


時代を超えた命題


なのかもしれません。
それに義理の実家の入れ知恵で結婚生活がしっちゃかめっちゃかになったというのは、


・男性側
・女性側


どちらからも聞いたことがあります。
そして、他人からのアドバイスは余計なおせっかい以上の何物にもならないのですよね。




知り合いのマレーシア人の男性が実はこの「嫁姑」問題に頭を抱えていました。


とにかく母と妻の仲が悪くて、一緒に住めない


といって嘆いていたのです。
さて、この仲の悪い理由なんですが、マレーシア人男性の分析が秀逸です。


母も妻も二人とも僕を愛してくれているから


なんだそうです。
母も妻も自分のことを愛しているからこそ、


どうしても二人の愛で折り合いがつかないところが


僕を挟んで


対立をしてしまうんだ


と言っていました。
愛は地球を救うどころか、滅ぼしかねない問題にも発展してしまいそうです。





愛情が強いことは結構ですが、それで育むべき関係をないがしろにしてしまうようでは元も子もありません。


しかも、簡単でかつ誰もが満足できる解決策っていうのは多分ないのですよね。


私がガーナに行って、ムサさんのお母さんと嫁姑問題を起こすかはわかりません。
嫁姑問題以前に


アフリカとイスラムの混ざった分かりにくいルール


にぶつかりますからね。
得体の知れなさを考えるだけでも泣けてくるので、ガーナに行ったらムサさんを見習って、ムサさんの家族に甘えてみようかと思います。