1/7 イスラム圏で花開いた華麗なイスラム文化をめぐる話
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今回はイスラム教関連の本、2冊紹介します。
昨日までのブログに書いた東京国立博物館で行われている
「イスラーム王朝とムスリム文化」
の展示会をみて、非常に腑に落ちたからです。
わたしの名は紅
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アルカイダから古文書を守った図書館員
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1冊はトルコのノーベル賞作家、オルファン・パムク氏による時代小説で、1冊は全米で話題をさらった現代ノンフィクションです。
共に共通するのが
16世紀のイスラムの帝国で栄えた文化・芸術
が話の核になっているところです。
イスラム教と言えば
・厳格で厳粛
・華やかなものとは無縁
というイメージがありますね。
昨日までの書いていたトーハクで開催中(2022年2月まで)の展示会を見ると「無縁」は語弊がありますが!
戒律に厳しくて、厳しさを振り切って暴力に走ったり、他の文化を破壊したり。
そして、イスラム教徒やイスラム教研究者の間でも、その過激な行動は
やりすぎだ VS イスラム教にのっとれば当然
他の文化・宗教は尊重すべし VS イスラム教の信者以外は奴隷
と言った具合に、けんけんごうごう、かんかんがくがく、けんけんがくがくな状態で意見が分かれています。
↑↑ どちらもお互いの主張を繰り返していますね!
この2冊はその議論に火に油を注ぐような本であります。
他の文化や宗教と言うよりも、
イスラム文化で花開いた文化や学術
をめぐる話だからです。
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