国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

1/14 同じ神様を信じているのに対立するのはなぜ?

人間的な喜びを伝えるイスラム芸術の話を書いていて思ったんですが、


人間てどうやって神様の考えを知ることができる


のでしょうかね?


私はイスラム教徒であるムサさんと日本の法律に基づいて結婚しましたけど、イスラム教徒ではありません。
普通の日本人のように、


神社にも
寺にも
教会にも


行くし、それぞれの祭壇や神様に向かって拝むこともします。


そして、それぞれの場所に行くことにも拝むことにもなんら抵抗は感じません。


どこの宗教にもあるものだと思っているのですが、前回までの芸術の話もそうですけど、同じ宗教の中で


相反する考えが対立するのはなぜなのか


と思うんです。


↑↑ まるでコインの裏と表のように全く異なる意見が同じ宗教の中で存在します。




美しい芸術作品を見たときに、神への冒涜であると感じる人もいるだろうし、
人の生み出す美は神の偉業を讃えることと考える人もいる。


それが高じると、こんな人たちも出てくるんです。


他の文化の芸術破壊はやりすぎだ VS イスラム教にのっとれば当然


他の文化・宗教は尊重すべし VS イスラム教の信者以外は奴隷



不思議なことに、この人たち、同じ宗教に属して、同じ神様を信じていたりするんです。
そして、彼らはそれぞれの主張の根拠を


神の意志


としたりします。



↑↑ 意外とメビウスの輪のように表が裏になり、裏が表になる考え方なのかもしれませんが…