国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

5/23 善悪ではなく、ただ異なる

5/23


タリバンという組織が、イスラム教を深く学んだ


神学生


から構成されているということは、タリバンの支配下にある地域に関して言えば、


イスラム教的に正しい規則、政策が行われる(だろう)


と言うことになります。
タリバンを組織した神学生が学んだ神学校が、


教師が十分にいない難民キャンプの神学校


というのは気になる点ではあります。


↑↑ 難民キャンプで学んだんですね、この世界はどう映ったんだろう…



イスラム教的に正しいと言うことは、ざっくり簡単に言ってしまえば、


私たち(非イスラム教徒)が「普通だ」「当たり前だ」と思っていることが通じない


と言うことになるのです。
それの善悪を論じるのではなく、


異なるため、通じない


ということです。


分かりやすいところで言うと、女性の服装ですよね。
1960年代?70年代?のカブールの女性の写真がTwitterに流れてきました。


スカーフは身に着けず、ミニスカートで脚を惜しげもなく出して街を闊歩する


自由主義や近代化の象徴のような写真です。





イスラム教の教義に従えば、女性たちは外に出るときには、姿を隠すベールを着用されることが求められるでしょう。


少しネットで検索をしたら、同じくらいの年代ですが、同じくカブールでブルカをかぶっている女性の写真も出てきました。
ブルカと言うのは顔全体も隠すベールのことです。


↓↓50-60年代のアフガニスタン
https://dailynewsagency.com/2013/07/16/afghanistan-in-the-1950s-and-iy1/



同じ時代のカブールで、ミニスカートの若い女性とブルカの女性たちはどちらも存在していたようなので、エリアによって異なっているのでしょう。
写真を見る限り雰囲気どころか街の様子、整備も全く異なりますけどね。



↑↑ブルカというのは顔まで隠してしまう、そんな格好です