化石ハンター展に行ってきた!
国立科学博物館で開催中の化石ハンター展。
テーマは化石ではなく、化石ハンターという人間。
化石ハンターの先駆け?が日本でクジラの研究をしたロイ・チャップマン・アンドリュースで、今年はアンドリュースがゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年なんだそう。
アンドリュースが研究した日本のクジラは残念ながら戦後の混乱で失われてしまったそう… 残念
ゴビ砂漠に出かけた理由はお師匠さんの「哺乳類アジア起源説」を立証するためだったとか!
ゴビ砂漠では次々と恐竜の化石を発掘して、古生物学に重要な化石も発掘されている!
ロマンが溢れる話だわ。
さて、今回の展示の目玉の一つはチベットケサイの生体復元モデル。親子で復元されていて子供のモデルには「チベタン」という名前が…
チベタン親子は今後は世界中で展示されることになるのだろうか?
寒冷環境に適した哺乳類はチベットから各地に出て行ったとされる「アウトオブチベット説」がずいぶん魅力的に感じるのは自分がアジア人だし、まだまだ判明していないことが多いからなんだろうな。
もしくは、最終章までの廊下に飾ってあった乾いたチベットの写真が心を打つものだったからかな?
牛と巡礼者(五体投地)と夜空の写真がよかった。ポストカードがあったら買ったのに(展示の趣旨とは離れているが!)
展示物の多くは科学博物館常設展で見られるけど100年余りのハンターたちを一気に追いかけるスピード感、会場が狭く感じられるくらい詰まった展示でした!




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