ある自営業者が経費として「お金を使いまくって」、

税金をほぼ支払っていない

と言う話をしています。

「税金払わないなんて、ズルい」

という声が聞こえてきそうですよね。
社有車とはいえいい車に乗っているくせに・・・という妬みもあるかもしれません。

私はこの自営業者のやり方は非常にいいと思うんです。
ポイントとしては、この方が、売り上げから

どんどんお金を使っている

ということです。
お金を払っているということは利益がほとんどありませんね。
パートやアルバイトの人の年収103万円にも通じますが、

経費や控除額が売り上げや総支給額と同じか多ければ、

税金は払えないのです。
だって、税金は

利益があるからこそ、支払えるんです

「金は天下の回りもの」と言う言葉がありますが、経費として使うことと、税金を払うこと、どちらも

お金を天下で回している

と言うことになります。

ただ、税金だといったん払って、医療費なりインフラなりなにかしらの形で還元されるには、

時間がかかるし、還元されていることを感じにくい

ですよね。
一方で、経費でどんどん使うということは

直接お金を天下で回している

と言えます。