国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

7/7 大切なのはお互い気を遣うことでは?


LGBTをめぐる問題って色々あると思うんです。
私はガーナ夫の宗教がイスラム教なので、ムサさんの考えをイスラム教ではどうやって考えるんだろうと考えることが多いです。
とはいっても、ムサさんの中でイスラム教が絶対ではないので、判断が難しいところです。





とにかくイスラム教ではLGBTはタブーなので、ムサさん的には、


神の教えに反している


と考えています。
とはいっても、それを本人には絶対に言わないし、本人が目の前にいても、いつも通り礼儀正しく振舞うと思います。
ただ、相手が突然触ってきたら怒るかもしれません。
以前の職場で男性に


いい身体だ、好きだ


と言われて体を触られて、泣きながら帰ってきたことがありましたからね。
相手の男性にムサさんに対する好意があったかどうかはわかりませんが、LGBTがタブーと言われているムサさんにとっては


恐怖


なのかもしれません。


宗教的タブーの面からみるとLGBTの問題ってすごく難しいです。
ムサさんみたいに本人の目の前では礼儀正しくしようという人ばかりではないですからね。
それに、宗教的タブーを逆手にとって、「差別だ!!」と騒ぐ人もいるでしょうしね。


宗教にしろLGBTのような新しい価値観にしろ、大切なのは、


お互いに気を遣うこと


なんだと思います。