7/10 銀行からの送金ができなくても国際ロマンス詐欺はたぶん減らない
銀行からの外国への送金が簡単でなくなってしまった今、
国際ロマンス詐欺の被害が減るのでは?
と考えるのは早計です。
↑↑ 犯罪率、減ってくれれば御の字ですが…実際にはどうでしょうか?
銀行以外の送金方法として、以下のような方法が考えられます。
・ウエスタン・ユニオンなどの海外送金できる企業経由で送金する
・BIT Coinなどの暗号通貨にして送金する
・iTuneカードのギフトカード経由で送金する
・個人間の送金できるアプリ経由で送金する
・国内の銀行口座に送金する
国内の銀行口座以外はいずれも銀行を経由しない方法です。
ウエスタン・ユニオンのような個人送金も可能な海外送金を代行している企業は世界中にあります。
ウエスタン・ユニオンのような企業が悪いと言うのではなく、悪いのは利用している犯人です!
ムサさんがガーナに行っている間に一度だけ送金したことがあります。
ウエスタン・ユニオンで送金を申し込む
↓
必要書類の記載・提出
↓
お金を預ける
↓
受付番号をもらう
↓
受付番号を教える
↓
現地のウエスタンユニオンで受付番号を提示する
↓
現地で現地通貨でお金を受け取る
こんな流れです。
日本で送金の申し込みから、現地の受領まで、
わずか数時間
のことでした。
必要書類の記載の時に、「送金先・ガーナ」と書いたら、詐欺を心配されました。
時期はCovid19パンデミックが始まったころですから、ウエスタン・ユニオン側も警戒をしていたのでしょう。
窓口の方は既定の確認かもしれませんが、必要な確認です。
私の場合は、外国にいる夫に送るので確認されても、
・気遣ってもらった
と思うことができました。
今、「愛している人」にお金を送ろうとしている人はその確認や気遣いを「ありがたく」受け止めることができるでしょうか?
ウエスタンユニオン経由で送金しようとする人たちは、
・送金先国名
・送金先の通貨
・受取人名
をよく確認してくださいね。
このあたりが連絡をとっている人やその人がいる国と
異なっている
可能性もありますから。
送金手続きの前に国名と通貨は事前に調べておいて、異なっていたら、お金を送らないことです。
参考資料・相談
ストップ 国際ロマンス詐欺 → http://romancescams.jp/
国民生活センター → http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen375.html
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