国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

14/21 共同体をつくる最低限の要素なのでは?


イスラム教が宗教的な制約が強くて、


棄教 = 死刑


となってしまうのはやはり、その歴史的に土地の奪った奪られたというのがあると思うのですよ。





侵攻したにしろされたにしろ、戦いが不可避な状況が生まれたとします。
実際の戦争が始まったら、


簡単に降伏や諦めることはできない


のですよ。
だって、


土地の支配権だけでなく、自分も共同体も命の保証がないから


です。
戦って死ぬか、生きて捕虜になるという選択が生まれます。


この捕虜が


「私は相手方の指揮官と懇意にしているから、解放してくれれば、相手方を説得して降伏させてみせます」


と言ったらどうします?
信用できませんよね。


「信頼を得るためにあなた方の神に帰依して、もし私があなた方を裏切ったら神の罰が下るでしょう」


みたいなことを言われると。


今度は逆に捕虜になった人が、相手方の神を背負って帰ってくる。


今度はこの帰ってきた人をどこまで信用できるのか?って思いませんか?


同じ神を信じている


ということは、知らない相手、別の共同体で生まれ育ち、敵か味方かわからないそんな相手を


信用「してみようと思う」最低限の要素


なんだと思うのですよ。