国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

11 専門的な内容はありあわせの英語で説明するのは難しい

11.


健康診断の結果で、B型肝炎に怯えたムサさんは、面談したお医者さんの説明で、不安も晴れ、


「そうだね、僕と小さい日本のおじいちゃんは一緒できないね、ハハハハハ!!」


と手をたたいて大笑いでした。


↑↑ユーモアたっぷりなお医者さんのお陰でムサさんは大笑い




ムサさんが笑ってくれたところで、お医者さんはより専門的な説明に入りました。



「ムサさんと小さいおじいさんを同じ基準でチェックできない」


この部分はムサさんも日本語で言われても理解ができました。
問題はここからです。


専門的なことは、ムサさんが日本語で理解もできなければ、


私だって、分かった範囲をありあわせの英語で説明するしかない


のですよ。


それで、今回の説明で分かった範囲は、と言えば


・今回異常な値が出た箇所は、肝臓だけに起因しない
・激しい運動や労働で筋肉を使うことで、筋肉が壊れることで、血液中の該当項目の数値が上がる。
・つまり、ムサさんの健康診断の結果は、普段のムサさんの仕事に起因する可能性が高い。
・とはいえ、本当の異常が隠れている可能性もあるから、精密検査もできる


ということでした。



↑↑ 日々肉体労働をしていますからね、ムサさん。




これらを説明するのは相当しんどいです。



ムサさんが認識していない、想像できない、基礎知識にないことをそのまま英語にすると、


「なにそれ?病気ってこと?」


と別の心配をしてしまうからです。
その誤解を解くために余計な説明をあれこれとする必要が出てくる、そして、それが、


自分の知識も超えている


ことが多いので、病院や病気に関わるところは定期的に悩ましい事態に陥るのです。



↑↑ 病気や症状にかかわることは知識を超えていて簡単には手に負えません!