国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

4. ガーナの黒い星には並々ならぬ思いが込められているはず

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歴史を振り返ると、長いことヨーロッパの植民地として支配されていたアフリカでは、20世紀になって、諸国が独立をしていきます。
そのなかでいち早く独立したのが、実は、


ガーナ


なんです。


「アフリカ最初の独立国家はリベリアでは?」と言う人がいるかもしれません。


リベリアは1847年にアメリカの黒人奴隷が解放されて、再植民して作った国なんです。
なので、第二次世界大戦後に植民地から独立した他のアフリカ諸国とは時期も系統も異なるので、別枠として扱いたいと思います。
国旗もアメリカの国旗に似ていますしね。


↑↑ これはリベリアの国旗。


↑↑リベリアの情報をどうぞ!



ガーナが、エチオピアの国旗で使われた3色を踏襲して、国旗を制定しました。
その後、続いて独立した他の国々も3色を国旗に採用していって、汎アフリカ色となったんです。


汎アフリカ色、どういう意味かと言うと


赤:流された血
緑:豊かな自然
黄:アフリカの富、鉱物資源、繁栄


なんです。
全部の国旗に使われる色が全部が同じ意味で採用しているわけでもないでしょうが、


アフリカと言う地域を如実に表している


と思います。


3色以外に黒や青も採用している国もあります。


ガーナの国旗も中央に黒い星があります。
この黒い星は、


アフリカの自由


を指すんです。




↑↑ アフリカの自由の象徴です!!



アフリカ諸国に先駆けて、植民地から独立したガーナは中央の黒い星に並々ならぬ思いを持っていたに違いありません。