国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

3/23 「タリバン」ってどういう意味か知っていますか?

3/23
タリバンがアフガニスタンの首都カブールを陥落させたニュースの後、私のTwitterのタイムラインは


タリバンに関する意見


に埋め尽くされました。


タリバン、ひいてはイスラム教への恐怖をあおる情報もあれば、
専門家のきわめて冷静な意見もありました。



ところで、


タリバンはどういう意味か


知っていますか?
タリバンと言うのは、アフガニスタンの言葉の一つであるパシュトゥー語で


学生、神学生


をあらわすんです。



↑↑ 日本でもこういう学生が過去いたわけで…




そもそも、学生と言う言葉を単数であらわすと、


アラビア語でターリーブ


といいます。
その単数形をパシュトゥー語で複数形にすると、


タリバン、ターリバーン


とよぶのです。
なんだか複雑・・・


茶化すわけではありませんが、日本語と英語で考えると、


・学生ズ
・スチューデント達


ということでしょうかね・・・?
アラビア語とパシュトゥー語の言語的な関係が日本語と英語の関係と似ているか異なるかは考慮していません。


今回のアフガニスタンの場合は、いつまでも学生という身分ではなかろうと思いますが、母体となった人たちが


神学生


だったことに由来するのでしょう。
神学生と言われるだけあって、彼らが学んだことは、


・イスラム神学
・イスラム哲学
・イスラム法


といったイスラム教に関わる学問です。
母体となったメンバーが学んだ神学校は、


国境付近の難民キャンプ


にあったそうです。
どうやら教員も十分にいなかったようですね。


教員も十分にいなかったにしろ、神学校で学んだ学生たちにとって、


この世、とりわけ彼らを取り巻く世界はどのように見えていたのか?


気になるところではあります。


↑↑学生が学生らしくいられる世界はよいものです