国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

ご近所さんだし、ロシアの!

昨日に引き続き、ロシアの話題の第2弾です。


 仕事で知り合った北欧出身の人と話をしていたんです。

この人は日本語が達者で、英語と日本語交じりで話していました。


「いつも仕事で迷惑かけてごめんね」


とその人がいうのでこんな風に答えたんです。


「まあまあ、お互い様よ。ご近所さんだし」


と。

そしたらその人はキョトンとして、「うちの近くに引っ越してきた?」なんて言うんです。

わたしは引っ越していないので、首を横に振ると、ますます「ご近所さんって??」って変な顔をするんです。



↑↑近所なら回覧板を回して読んだり??



「えー、ご近所さんじゃん。あなたの国も日本も、ロシアのご近所さん」


って言った瞬間、爆笑されました。



↑↑ 日本とヨーロッパはご近所さん!?



「そうだよね、そうだよね、ロシアのご近所さん!僕はずーっと思ってたことがあって、僕の国と日本ってすごく似ていると思うんだよね・・・」


と更にフレンドリーになりました。


ヨーロッパの人たちって、ロシアのことを脅威に思っていたり、警戒しているところがあるのは、


歴史上、ヨーロッパがロシアの主な舞台


になってきたからだと思うんですよ。

モスクワだってヨーロッパ寄りだし。


日本の歴史にロシアが出てくるのって、日露戦争やシベリア出兵、シベリア抑留で、近現代、場所は極東中心ですし。

江戸時代にはロシア人も日本に来ていますけど。



↑↑ 日露戦争というとバルチック艦隊を撃破したことが思い浮かびますね。



地理的にはロシアをはさんで、ヨーロッパの東側や北側、はたまた旧ソ連の国々は日本のご近所さんになるとはいえ、


物理的な距離


のせいか、日本人のみならず、ヨーロッパの人も忘れがちなんだと思います。

「ロシアのご近所さんだし」と私は軽く言いましたが、その意味を


どう受け取るかはその国々によって様々


なんだと思います。


例えば、ウクライナやベラルーシの人に「ロシアのご近所さんだし」と言ったら、私たちが予想もできない反応が返ってくるかもしれません。


そういえば、ウクライナのゼレンスキー大統領の演説が話題になりましたね。

その隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領もしかり、イデオロギーの違う国や地域にはさまれてしまった国における


生き残るための権謀術数は計り知れないな


と思うのです。

↑↑生き残りをかけて策を巡らせるのは国も企業も同じですね