21/21 本の紹介 2
・神の法 VS 人の法 スカーフ論争から見る西欧とイスラームの断層
内藤正典・阪口正二郎(編著)2007年 日本評論社
ヨーロッパで宗教的シンボルを公共の場での着用を認めないという法律が続々とでき、イスラム教徒の女性からベールをとろうとしている。
西欧とイスラームはなぜ相容れないのか、に迫る一冊。
イスラム女性がベールを被る理由には言及しないで、ただ単に「ベール=女性を押さえつけるモノ」としてしかとらえてないことがよくわかります。
ヨーロッパでは善意で女性を解放しようとしている行為が、イスラム教ではかつての愚かな男たちの行為が繰り返されているように見えるわけです。
・サトコとナダ 全4巻
ユペチカ 監修西森マリー 星海社
漫画、アメリカでサウジアラビア出身のイスラム美女子とのルームシェアを描く。アメリカでは異文化になる日本とイスラム、サウジアラビアの考え方、違い等が面白いです。
この漫画は英語版もありますし、多くの人に読んでほしいです。
番外:
・サハラ砂漠 塩の道をゆく
片平孝 2017年 集英社新書ヴィジュアル版
ラクダも悲鳴を上げるほどの過酷な隊商の姿です。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。