平等と公平
Equityという言葉があります。
これって、会計用語では株主資本を表すんですよ。
財務諸表の貸借対照表(BS)でもやはり、
資本
を表します。
なので、資産(Asset)、負債(Liability)と並んで資本(Equity)って出てくるんです。
なので、私にとってEquityってあくまで会計用語で、
資本のことをEquityっていうんだなぁ
って認識だったんです。
ところが、最近になって、会社のダイバーシティ教育で知ったんですけど、
公平、公正、公明正大
という意味を持つんですよ。
そうすると、Equality平等とはどう違うのか、という話になりました。
Equality(平等):個人の事情のいかんを問わずすべての人に同じものを与えること
Equity(公平):個人の事情を鑑みて必要なものをそれぞれに与えること
らしいです。
何かにつけて平等であることが今まで求められていましたけど、これからは
公平であること
が求められるような気がします。
ただ心配なのは、事情が違うために、受け取るものが異なると、
あいつばっかりいい思いしやがってズルい
という人が増えてきそうって思うんですよね。
Equityの考えが浸透して世の中が良くなることは歓迎ですが、人の考え方が変わるには時間がかかるかもしれませんね。
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