サウジアラビア映画『ジャーニー』では、主人公たちが繰り返し

「俺たちはあきらめない！！」

と繰り返していました。

諦めないのは、いいんですけど、

「俺たちは（特になんの対策もしていないし、一発逆転のアイデアなんてないけど、神様がちゃんと俺たちに勝利をもたらしてくれるから）絶対に諦めない！」

って聞こえてしまいましたよ、私には。

映画では「本気で神の意向を信じている」せいで、避難はするんだけど、

対策や戦略がまるでない

のですよ。

・近くの街に援軍を頼むとか
・わなを仕掛けるとか
・海を渡ってきた侵略者の補給路を断つとか

がまるでない。
地の利は侵略を受けた側にあるにもかかわらず、なにもしないんですよ。

まったく何もしていないのに、

「神が勝利をもたらすから諦めない！」

って言うんですよ。
ほんっとうに意味が分かりません。

結果として神様のあり得ない「御業」で侵略者は敗北しますが、私は言いたい！
ムサさんにも毎日のように言っているんですけど、

「神は自ら助くものを助く」

のだと！

自ら色々と準備・対策してからこそ、最後は神様が助けてくれるのだと！