国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

13/23 神様じゃなくて、すごーく人間的な利害関係では?

13/23
アフガニスタンという国が位置している地域の歴史をざっと見てみると、


・しょっちゅう支配者が変わっている


地域でした。
ということは、
部族として一族として生き延びるため、後世に命をつなぐためには、


男性は一族や部族を率いて戦うため精神的にも肉体的にも体系的にも強さを求められ、


女性は政略結婚で部族と部族を結びつける役割を求められる


ことも考えられます。


↑↑どんな形であれ、武器を手にすることもあったでしょう



タリバンがカブール陥落したときに「強権的な家父長制と女性の若いうちからの結婚
」で騒いでいる人がいましたけど、これって、イスラム教の影響と言うよりは


長い歴史で培われてきた地域の風習


なんじゃないでしょうかね。
ていうか、人類史を見て強権的な家父長制と女性の若いうちからの結婚を取り入れていない地域ってあるんですかね?


どの国でも地域でも同じですが、支配者が変わるたびに新たな価値観を取り入れ、かつ、独特の価値観を作り出していったことは想像に難くありません。


イスラム教が根付いたのは、様々な要因があると思います。
パッと思いつくのは、商売をするにも同盟を進めるにも、


同じ神を信じている相手は信じられる


という非常に人間的な利害関係です。




となると、アフガニスタンのみならず、中央アジアにおけるイスラム教は


表面の薄皮一枚でしかない


ということも考えられるのです。



↑↑ 表の皮を剥がせばみんな同じ??