国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

15/20 言葉が満足に話せないから働けないは通用しない?


”日本にいるんだから、なんでもいいからキャリアを積みたい、せっかくのチャンスだし、いい経験になる”


という妻とその考えに賛同する夫の話を紹介しました。


さて、今回はTwitterで見かけた、国際結婚関係のつぶやきの中に専業主婦/主夫に対する感覚の違いを見せつけられるものがありました。
それは、


日本人女性と結婚したけど、彼女は言葉の勉強もしなければ、働きもしない。
なんなのこの人?


と外国人男性が思った結果が、


離婚


だそうです。




日本人女性はそのあと子供を育てながら必死に働いている姿をみせるものの、


復縁はない


と。


専業主婦だった日本人妻にとったら、離婚は寝耳に水のことだったかもしれません。
一生懸命働く夫が帰ってきて居心地のいい家を異国の地で作っていたつもりが、夫には


不満


にしか思われていなかったらショックですよね。


言葉が満足に話せないから働けない


というのは単なる言い訳であって、


”だったら、勉強しなよ”


であり、もしくは、


”日本語を生かせる仕事を見つけなよ”


ってことになるのでしょう、きっと。


そうなってくると、子どもが小さいということも言い訳にしかならないのでしょう。





14/20 専業主婦/主夫はダメなのか?


外国人カップルと話をしていて思うのは、彼らは、


”日本にいるんだから、なんでもいいからキャリアを積みたい、せっかくのチャンスだし、いい経験になる”


という考えがあることです。




それが妻の考えであっても、夫もその考えを、


Good Idea!


と考えて、後押ししているのです。
なによりも、彼らにとっては、


仕事 = 自己実現の一つの手段


なんだと感じました。
彼らにとって、


仕事 = 生活のためにイヤイヤするもの


という考えではないようです。
もちろん、全ての外国人が同じように考えているというわけではないでしょうが、少なくとも


仕事 = 自己実現の一つの手段、と考えている方は、


日々が充実


している方が多いように感じます。


じゃあ、専業主婦/主夫はダメなの?と思いますよね?





次回はある国際結婚カップルの悲劇を紹介します。

13/20 働くことは可能性を広げること?


日本は子どものいる女性が働きにくい環境ですよね?

保育園やベビーシッターを充実させたらイイという訳でもないと思います。

もっとこう、根本的な問題と言うか…





一方で、転勤で外国から夫についてきた外国人の女性たちには、小さな子供がいても


専業主婦でいるより働きたい


という人もいて、生まれ育った環境の違いをまざまざと感じます。
ついでに言うと、働くために、


メイドさんを雇う
ナニーを雇う


というのが彼女たちには当然のことのようです。
まあ、相当高給取りでないとなかなか難しいですが。


以前出会った外国人カップルは、夫は企業の転勤で、妻は夫にくっついてくる形で、来日しました。


夫は、日々日本の会社で仕事があるので、朝早く家を出て、夜家に帰る生活をする一方、妻は今は専業主婦なんだそうです。
日本と言う異国に来て、初めは物珍しいこともあるでしょうが、1-2週間もすれば、近所であれば慣れてきたようです。
そこで、夫に相談を受けました。


”僕の妻が日本で働くための条件があったら教えてほしい”


と。
簡単なパターン分けをして説明をしたら、非常に納得してくれたんですが、よくよく話を聞くと、


”日本にいるんだから、なんでもいいからキャリアを積みたい、せっかくのチャンスだし、いい経験になる”


というのが妻の考えであり、夫もその考えを、


Good Idea!


と考えて、後押ししているのです。
きっと、このカップルが考えるキャリアは、居酒屋やコンビニの店員と言うより、


・英語の先生


みたいなものかもしれません。





日本で積むキャリアは今までの継続でなくてもいいのでしょう。

新しい経験を積んで、将来に向けた可能性を広げることを重要と考えているのだと思います。