1/2 ビーフジャーキーが持ち込めない!?
今から5年くらい前の話です。
”ミナミさん、郵便局でコレもらった、なにコレ”
郵便局にガーナからの荷物を引き取りに行ったムサさんは荷物の代わりに一通の手紙を持って帰ってました。
封筒の表には、
動物検疫
の文字がありました。
要はガーナからの荷物の中に「肉」が入っていて、 動物検疫の基準に引っ掛かり、
日本への輸入許可が出せないからどうしますか、
という通知でした。
選択肢は2つありました。
・ガーナに全部返すか
・肉を税関で処分して、残りを受け取るか
の2択です。
肉を処分して残りの荷物を受け取ることにしました。
が、ムサさんは半端なく落ち込んでいました。
と同時に憤っていました。
肉と言っても生肉ではありません。
肉を加工して作った、ビーフジャーキーでした。
持ち込めるかと思いきや、日本への輸入は禁止なんですね。
さて、この「輸入」なんですけど、国際郵便やDHLやFedExのような国際宅配便で送られてくる荷物だけでなく、海外に旅行や仕事で行って買ってくる荷物も日本に持ち込む際は基本「輸入」扱いなんですって。
確かに、申告書を書いて、税関に提出しますよね。
肉製品、例えばビーフジャーキーやハム、ソーセージは海外の空港の免税品店で売っているものをよく見かけます。
これもちゃんと注意しないと日本に持ち込むことができないものがあります。
というか、この話題をメルマガえ配信したとき(2017年7月)は以下の案内だったんです。
肉、ハム、ソーセージなどは法律でほとんどの国から日本への持ち込みが禁止されています。(農林水産省 動物検疫のご案内参照)
ところが、今、現在、こんな表記になっています!
肉製品などの畜産物の不法な持込みにより逮捕されることがあります。違反者は罰金又は懲役が科せられます。
国際郵便を利用して畜産物を違法に輸入したとして、家畜伝染病予防法違反の疑いで逮捕者が出ました(2022年3月1日)。
https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/aq2.html
対応が厳格化して、罰則が強化されているんですね!!
こういう規則や事例をちゃんと知らないといけませんね。
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