7/12 世界はつながっている
国の特徴を表すものとして、国旗も興味深いものです。
アフリカの国旗の話でもありましたが、
ある地域を象徴するもの
共通するもの
というのもあります。
では、イスラム教に関連する国旗ってあるのでしょうか?
これがね、あるんですよ。
だいたい、以下の特徴があります。
・色は緑
・星+三日月
国旗に使われる緑ですが、これは全てがそうだというわけではありません。
汎アフリカ色のように豊かな自然を現すところもあります。
緑って、イスラム教徒には神聖な色なんだそう
です。
その理由は、
ムハンマドのターバンの色だった
と言うのもありますが、18洞穴の章31節に
エデンの園で、黄金の腕輪を身に飾り、金襴緞子の緑したたる衣服をまとって寝椅子によりかかる。
なんとよき報酬であることよ
と言う天国をあらわす1節があり、この節に出てくる「緑」は何世紀にもわたって議論され、今ではイスラム教やイスラム教徒を現す意味で国旗にも使われています。
次に星+三日月ですが、イスラム教を国教とする国の多くでこれらをセットで国旗に掲げています。
これらもコーランかどこかに出典があるんじゃないか、と思うかもしれませんが、
オスマン帝国由来
だということがわかっています。
そのオスマン帝国にはローマ帝国から伝播したという話もあるそうで、
世界ってつながっているんだなー
と思います。
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