6/12 「イスラム共和国」を持つ国はかつて5つだった
さて、すでにいくつか国名が上がりましたが、地球上に正式名称に
「イスラム共和国」
が付く国があります。
現在は4か国あります。
パキスタン・イスラム共和国
アフガニスタン・イスラム共和国
イラン・イスラム共和国
モーリタニア・イスラム共和国
現在は、というのは一時期5か国だったからです。
5か国目はアフリカにあるガンビアと言う国が、
ガンビア・イスラム共和国
を名乗ったことがあったんですが、政権が変わって国名も変わりました。
理由は、
イスラム教徒は国民の90%ほどで、他にもキリスト教徒や土着の宗教を持つ人がいるから
なんだとか。
諸行無常観も漂いますが、正しい判断だと思います。
さて、このイスラム共和国、特徴は、
・人民が選出した代表が統治する(共和制)
・国法がイスラムにもとづいていたり、シャリーアというイスラム法を法として扱う
のだそうです。
なので、よりイスラムの影響が強いだろうと考えられる国でも、正式名称には、
王国
がついていることもあるんですね。
シャリーアについては詳しくは専門書をお読みください、と言うことで詳しくは書きませんが、概要を言うと
・コーランとムハンマドの言行を法源とする法律
・民法、刑法、訴訟法、行政法、支配者論、国家論、国際法、戦争法までおよぶ
と言うことです。
当時としては画期的な内容もあったかもしれませんが、今の時代にあてはまるのか、というと疑問が残りますね。
個人的には「支配者論」って何が書かれているんだろう、と気になるところです。
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