国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

4/12 私的衝撃英語文はコレ!

今の時代、英語が世界で使われるということは


・第二言語
・公用語


で使う人の方が圧倒的に多いはずです。


英語はガーナの公用語で、学校教育もどうやら英語で行われるようなんです。





でもね、彼らは家族や友人の間は母語を使うんですよ。


これって、


え!すごい!自然にバイリンガルになるってこと!?


って思うじゃないですか!
多分、そんなことはないんですよ。


ほぼほぼ自然にバイリンガルに近い形になるのは、私が見ている限り、


学校教育をちゃんと受けることが条件


です。
日本だけでなく、どこでも学校教育って重要なんですよ。


私の仕事では英語を多く使うのですが、今まで、受け取ったメールの中でもっとも衝撃的だった一文が、これです。
とある外国の大手企業の部長さんからです。


Can you is OK.


文章編集途中で送ってしまったのかもしれません。
この文がもっとも衝撃的だったけど、他の文もそんなに大差はありません。


この文だけ見たら、日本全国の英語の先生からダメだしをくらうし、
それこそ鬼の首をとったかのように文法説明が始まるでしょう。




でも、この文を見て


言いたいことがわかりませんか?


・許可を求めているか
・許可をくれているか


になるでしょう。


前後の文やこのメールが飛び交う前提がわかっていれば、この文が本当に何を言いたいかはわかりますよね。
と言うことは、


文法も発音も関係なく、簡単な言葉からとりあえず使ってみる


ことが重要なのですよ。
いざとなればルー大柴的でも単語だけでも言いたいことくらいは伝わるはずです。

3/12 英語は我が家の共通語

ムサさんとわたしのルー大柴化な英語と日本語についてお話をしました。


ムサさんは日本にいて、仕事が日本語で進んでいくから、


いやおうなく


日本語をちょっとずつできるようになってきています。
しかも、できるのは


聞く、話す


だけです。
読む、書くの練習は端から拒否られています。
どうしたもんでしょうねぇ・・・


ここから、本題。


老いも若きも日本人は英語に苦しめられていますね。


苦しんでない、という人はいいんですよ。
苦しんでない人は、他の言語での簡単な会話や挨拶くらいはできたりしますしね。


苦しんでいる人には言いたい。
先週のムサさんの日本語のように、


言いたいことはわかるレベル


を目指しましょう、まずは。




ブーイングが聞こえそうですが、わたしもムサさんも完璧な英語なんて使ってないんですよ。
そもそもなにをさして完璧な英語と言うかもわかりませんしね。


なぜなら、今の時代、


英語話者は世界中にいる


からです。
しかも、そのほとんどが、


・第二言語
・公用語


として使っているんですよ。


我が家で言うなら、英語という言語は


私にとっては第二言語(第一外国語)


ムサさんにとっては公用語(ガーナの公用語、ムサさんの母語はハウサ語)


そして、我が家の共通語


です。


わたしは仕事で使っていますが、相手はアメリカ、イギリス、オーストラリアよりも


アジア圏


が圧倒的に多いです。
さぞや彼らはきれいな英語を書き、完璧な発音で話すかと思いきや


そんなことはない


これ、断言します。
発音なんて母語に思いっきり引っ張られますから、聞きにくいですよ。


2/12 旦那もルー大柴になってる!?

ムサさんの強い要望で日本語を話す

ムサさんが聞いているフリをし始める

何度も同じ話を繰り返し行うようになる

私にとってストレスで自然と会話に英語と日本語が混ざっていく


というプロセスを経た結果、


自分がルー大柴になってしまった


と思うほどでした!
私は日本語話者ですから、ルー大柴のごとく、


日本語文法+英語単語


で話すことになります。
ムサさんと話すときに普通に


イフ ユー キャン、 ブロークンしたこれを グッド リペアしてください。


って言っているんですよ。




はたっと気づいた瞬間、


すごく滑稽で、すごく恥ずかしい


穴があったら入りたかったです、ほんと。


自分のことに気づくと自分が何を言い出すか、気になって会話に集中できなくなるんですよ。


その後、はたっと気づいたのが、


ムサさんもルー大柴化


していることです。
正確には


英語文法+日本語単語


なんです。
簡単に言うとこんな感じです。


今日、わたし、リペア、グッドなの、ブロークンでしょ、これ


一生懸命日本語を話そうとするムサさんには悪いけど、
二人の話す言葉の差に、


大爆笑


でした。





日本語で難しいとされる、助詞、助動詞などはめちゃくちゃです。
先の例文も「て、に、を、は」は入っていません。


言いたいことはわかる


レベルなんですよ、お互いに。
最近はムサさんの助詞、助動詞の使い方は直すようにしています。


おかげでムサさんの日本語は上達するのですが、
いかんせん、しばらく、わたしは


ルー大柴のまま


でいそうです。