国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

「本の紹介」 ちょっとケニアに行ってくる- アフリカに無国籍レストランを作った男

ちょっとケニアに行ってくる- アフリカに無国籍レストランを作った男




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1968年に日本を飛び出してヨーロッパで料理を学び、レストランで働き、アフリカとヨーロッパを行き来しながら、ケニアで多国籍?無国籍レストランを開き、一世を風靡し、2009年に日本に戻るまでの旅と料理の実録物語。


「ヨーロッパに行きたい!」でヨーロッパに渡り、風の吹くまま気の向くまま、流れ流され、いつでも「今を楽しんでいる人」だ。

お金がなくても、ちゃんとした就労ビザも滞在ビザもない明日のことも歳をとった時も気に病まない姿に、


「明日は明日の風が吹く Tomorrow is another day」


が思い浮かぶ。


連綿と続く今日の続きの明日ではなく、明日はまた別の日なのだ。著者だけではない、多くのアフリカ人に共通する感覚だ。


著者がヨーロッパにいた時代はビザなしで働けちゃうくらい今では考えられないおおらかな時代なのだが、


「ビザと税金はどうするんや」


と野暮ながら突っ込む。


流れてケニアで落ち着いてレストランを開き、働き者でアイデア豊富なお母ちゃんのおかげで大繁盛。

野生の肉類専用のバーベキューなんて多分現地の人じゃないと思いきれないだろうなぁ。

それも政府の方針で禁止になっちゃって、今では食べられないのが残念だけど、シマウマ、ダチョウは美味しいのか…


個人的に美味い肉には鹿🦌とカンガルー🦘をあげたい。


アクティブな赤身の肉は美味い。


1900年代と2000年代の世界の雰囲気は大きく異なるのだろうか。

1900年代は小切手で無銭飲食のおおらかな雰囲気で、2000年代は強盗やらが起こるギスギスした雰囲気も感じるが…


日本料理、フランス料理、中華料理など専門店は色々あるが、無国籍、フュージョン料理もいいと思うのはそのレストランに行けば


今食べたい料理が食べられるかもしれないという希望が持てるし、

旅して出逢うように知らない料理との一期一会の楽しみがある。





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