国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

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フランスで100万部突破した「女性の生きづらさ」がわかる小説。
これは自分のことのようでありながら、自分のことではない話だ。


登場人物はインドの不可触民の女性スミタ。ラリータという名の6歳の娘がいる。
イタリアのシチリアで100年続く家業の跡取りとなったジュリアは父が隠していた秘密を知る。

カナダ人のサラはアソシエイト弁護士で3人の子を持つシングルマザーは病気をきっかけに、開かれていた道が閉ざされてしまう。


それぞれ立場の違う3人は他の2人のことを何も知らないし、他の2人のような生き方があり、それぞれの社会でもがき苦しんでいることを知らない。


まるで接点のない3人を結びつけるのが、「三つ編み」で、知らぬ相手と知らぬうちに影響を与え合って生きて行くこの社会を象徴するようだ。
女の生きづらさと言うが、正直いってインド人のスミタとラリータ母娘を他の2人と同じにしてはいけない。
「生きているだけで罪」とされる社会から娘のために逃走するスミタは神の慈悲に縋るしかないのだから。
これから先、彼女には新たな絶望しかないのかもしれないが、それでも彼女は決断した。
それがどんな罪だと言っても、バレたら娘ともども強姦されて殺されようとも、村から離れ、古い因習を捨て、そして、夫すら捨てることを。
スミタにそんな強い決断をさせたのは、バラモンの教師にも怖気付かない娘のラリータの毅然とした態度だ。
多分この夫はこれ以上彼女たちを追ってくることはないだろう。
彼女たちをバスターミナルまで追ったのは、残された自分が村で迫害されないためだろう…と穿った見方をしてしまう。
同じ不可触民でも男より男の所有物と見なされる女の方が辛いだろう…
人生は相手次第になるのだから。
だから、スミタの決断は神によって他の2人に人生を変える慈悲が届けられるほど大きい。
そう言う意味では日本で生きる自分たちだって、生きづらさを感じてはいても「生きているだけで罪」なんてことはないのだから、スミタとラリータの人生を自分たちと同一視するなんて失礼だ。
ジュリアがインド人の難民との恋を誰にも言えないことも、サラが職場で居場所を失って不可触民のようだと感じたとしても、スミタの決断の前では私たち同様ただの傍観者でしかないのだから。





とはいえ、スミタとラリータが神に捧げた髪がイタリアのジュリアを救い、カナダのサラに希望を与えた。
だから、スミタとラリータはこれから幸せが約束されると信じたい。
人を幸せにできる人はその後、神が守ってくれるだろう。
それはジュリアもサラも同じで、彼女たちが助けた女性が別の誰かを幸せにすればいいのだ。
ジュリアとサラはインドのスミタのような女性のことをちゃんと知るべきだ。


緩やかに繋がり助け合う、それが女性の生きる道だと思うから。




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