国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

【本の紹介】 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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一万円選書で届いた一冊。

初めの何ページか読んでいて、


この人の記事を読んだことあるな


と思った。

読んでいて車椅子のお母さんとも海外旅行の話が出てきて、やっぱりと納得。

悲劇が起こると


神様は乗り越えられる人にのみ試練を与える


というが、この言葉、当事者以外が使っちゃいけないわ、と思う。

それ以外言えない時もあるだろうけど、でも、


使っていいのは当事者だけだ


と思う。


著者が中学2年生で急逝した父、

著者が高校1年生の時に倒れその後車椅子生活になった母、

ダウン症の弟に高齢の祖母…

高校生の著者が母親が倒れた時に家族の責任者として母親の命の選択権を与えられるとか…言葉もない…


多くの悲劇に見舞われながらあっけらかんとした文章が綴られるのは、


著者の忘れる能力の賜物と

今を全力で楽しむ弟と

覚悟を決めた母親


という家族がいたからだと思う。


そのおかげか、世界は優しい。


世界が優しく見えるのは著者一家が今の境遇を恨むことなく、今を精一杯生きているからだ。


というか、周りからの悪意や偽善などに気を配っている暇などないのだ!


両親健在で自分も健康なのに、兄弟仲悪く毎日不平不満ってどんな贅沢か!


って思ってしまう。


人は誰でも生きてりゃシンドイ時も辛い時もある。

他人の善意だけでなく、悪意に晒されることだってある!


私もそう!ムサさんだってそう!

だけどわたし自身決めているのは


「大変な時ほど笑っとこう!」


だ。

そんでもって笑い話にしてやろうと思っている 


それを家族ぐるみで実践している岸田家がこれからも沢山笑顔でいられるように願わずにいられない。