2/24 日本人向きではないのよね・・・
ガーナで造ってもらった服を見てみると胸元の開き具合や、スカートのボリューム感は
少なくとも日本人の体型や、日本人の好みにあっていない
わけです。
にもかかわらず、ほぼほぼ定期的に我が家で話題になるのは、
・ガーナのドレスを日本で売りたい
ということです。
この話を聞くとどういうプロセスかというと、簡単に言うと、
・購入者に布を選んでもらう
・購入者から全身が分かるように正面、横、後姿の写真を送ってもらう
・ガーナの職人が仕立てて、購入者に送る
なんですね。
半オーダーメイドということになると思います。
以前、ガーナからK女史がやってきたときもこの方法で仕立ててくれました。
とはいえ、この方法で服をオーダーして送ってもらうのは
リスクが高すぎる
と思っています。
デザインはガーナの職人へのお任せですし、体の寸法がはっきりしていないから、着用したときに大きかったり小さかったりする場所が出てきます。
でもって、お直し対応は物理的に不可能ですしね。
既製品ならともかく、
半オーダーメイド
でそんな商売はやっていられないんですよ。
というわけで、この話が持ち上がってくるたびに、いくつも細かく問題提起をするのですが、
回答はなく
そのままお流れになるわけです。
実際オーダーすれば、現地人はとても張り切ってやってくれると思うんですが、
職人のセンスを顧客が受け入れられるか、顧客の満足につながるかは別の話
なわけです。
なので、アフリカ系の商売をやっている人って、
この感覚やセンスの違い
をうまく乗り越えてやっているんだな、と感心しています。


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