国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

11/12 良識・常識も多様な世界



イスラム関係者の中には、


イスラム教以外の文化・宗教も尊重すべし


VS


イスラム教の信者以外は奴隷であり、殺してもいい


どちらの意見も存在しています。
ステレオタイプ的なイスラム教徒のイメージが強いと「イスラム教の信者以外は奴隷であり、殺してもいい」が正しいように思えます。
実際に過激な言葉がコーランにも散見されますしね。




でも、


敵の方から仕掛けない限り、聖なる礼拝堂あたりで戦ってはならない


敵が戦いをやめたならば敵意は無用である


と2 牝牛の章 190節~193節には書かれています。
と言うことは、「イスラム教の信者以外は殺してもいい」というのも正しいと言えないと思うのです。


「奴隷であり」の部分に関してもムハンマドは奴隷の解放を勧めていたと言われています。
むしろ、


イスラム教徒は神の奴隷である


と言ってもいいくらいの神と人との主従契約なんですよね、イスラム教って。


個人的にはコーランに何が書かれているかを見ることも大事だし、その内容が現代の常識・良識と照らし合わせることも必要と思います。


だって、ヒトの常識や良識は時代が変わるとともに変わるから。





その常識・良識って全人類共通のものがないっていうのも、問題が収束しない原因だと主思うんですけどね。