国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

19/20 話がかみ合わないことだってあるのだから


向き不向きがあるから、できるところだけサポートしたらいいよ、で終わらせたかった今回のテーマなんですけどね。





どんなことがきっかけになったかと言うと、会社での出来事です。


その前に、皆さんは、


・年末調整
・確定申告


されてますよね?


会社勤めの方は、毎年、年末に渡される紙に名前書いて、保険料書いてハンコおして出してる、でしょうし、
ふるさと納税をしているから、確定申告会場に行くよと言う人もいますよね。
そして、口にするのは、


還付金が少ない・・・


ではないでしょうかね?
まあ、ここでは還付金の多寡や追徴金の話はどうでもいいのですが、どちらも、


基本的な期間が決まっている


のはよく知っていますよね。
「知らない」って言う人は自分で調べてください。


さて、くだんの電話、外国人従業員の日本人妻からでした。
従業員が「タックスサポートお願いします」と言って現れたのに、ずっと妻と電話で話をしていて、その電話を替わったら、


なぜか、ずっと年末調整の話


をすることになりました。


いや、時期的につい最近なんで3月なんですよ、この話。
しかも確定申告は終わってるし・・・





確定申告の話かと思いきや、ずっと年末調整について話され、説明をし、挙句、


「会社での年末調整はもうできないんですか???」


というトンチンカンな質問に思わず、その場にいた全員が脱力しました。


「年末に会社で税金の調整をおこなうから年末調整なんです」


と、のど元まででかかり、飲み込むのを苦労しました。


しかもその外国人従業員は2月からすでに何度も同じ話でやってきて、その度に誰かが説明して、


確定申告に行くように促し、本人は納得するのに、また時間をおいて現れる


ということを繰り返していました。

18/20 できなくてもしょうがない?


仮にムサさんに「自分で理解しろ」といって押し付けて、ムサさんが色々ミスった場合に、周囲の人は不思議なことに、


奥さん、日本人なのになにもしてくれないのねぇ・・・


となぜか、私に責任を転嫁するわけです。





私としては、


え?
日本人としても意味不なことなのに、日本人妻ってだけで私に押し付けんの?
だったら、役所で担当者がちゃんと英語覚えて、誰にでもわかるように説明する責任はないの?
あんたたちの仕事って一体、なに?


ぐらいのことは私の口から出かかっているわけです。


責任を転嫁されるのが、非常に嫌なので、通訳しながら勉強して、処理してきたわけです。


ですから、本当なら、


向き不向きがあるから、できるところだけサポートしたらいいよ


で、終わらせたかったんです。
向き不向きって生活のあらゆる場面にも出てきてわかるから、外国人配偶者のサポートをするのができる人、できない人がいるのもしょうがないと思っていたんです。





思っていたんですけど、ある電話を介した実体験としてそうもいかなくなったんですよ。

17/ 20 奥さん、日本人なのになにもしてくれないのねぇ・・・


これからの話題を書こうと思ったのは、ある人と電話での会話がきっかけでした。


国際結婚カップルにはあらゆる能力が必要になってくるとは言ったものの、本当に必要なのは、


毎日を充実させながら、未来を一緒に作っていく能力


だとして、きれいにまとめようと思ったんです。


これはこれで訂正する気もないのですが、今回は


実務の知識と能力は、超!大事!!!


って言いたいのです。





私が税金だの、ビザだの、保険や年金等々の知識を身につけたのって、ムサさん一人じゃ対処しきれないからです。
日本人だって「ワケわからん」ものを、日本語が完ぺきではないムサさんに理解しろっていうのは


無理な話


です。
正直、私だってやりたくなかったけど、今はそんな経験のおかげで仕事にありついているわけですからね。


仮にムサさんに「自分で理解しろ」といって押し付けて、ムサさんが色々ミスった場合に、周囲の人は不思議なことに、


奥さん、日本人なのになにもしてくれないのねぇ・・・


となぜか、私に責任を転嫁してくるんですよねぇ・・・。