国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

Aug18,2021 イスラム教を知れば移動モスクの問題点も見えてくる

私は移動モスクの記事を見たときに好意的に受け止めつつも、問題点が山ほど頭に浮かんでしまって、複雑な気持ちでした。
移動モスクの問題点を挙げるとすれば、


・男女を同じ場所で禊もお祈りさせるのか?
 → 男女が禊をする場所も、お祈りする場所も通常分かれています。
同じ場所でお祈りする場合も、家族でも男性の前や横で女性がお祈りすることはありません。
女性は男性の後ろでお祈りします。
時間がないから、男女ごちゃまぜにお祈りしろというのは、暴動が起きそうですね。


・お祈りの時間帯は決まっているけど、お祈りが必要な全員収容できるのか?
 → 1日5回のうち、昼の2回、競技によっては夜や朝開催もあるでしょう。
選手や観客全員が時間内にすべてのお祈りを終わらせられるの?

コロナ禍前に発案された移動モスクですが、コロナ禍の密を避けることは可能なのでしょうか?


↑↑ 移動モスクでの密対策は大丈夫でしょうか?




・真夏は炎天下の中、順番を待たせるのか?
 → ちょうどこの時期ですから、1日中暑い、しかも危険な暑さ。
熱中症で倒れたら?ましてや死人が出たらどうするの?

実際にオリンピックの競技に参加した選手も棄権したり、倒れ込んでしまう選手もいましたしね。

↑↑ 熱中症は本当に危険ですね。




・というか、そもそも何台準備するの?
 → 会場はいくつにも分かれていますね。
 その全会場に全員が収容できるトラックって、何台?
 そして、その後の使い道は?



これだけの問題点を考えても、このトラックの発案者は


イスラム教のこと、知らないんだろうなぁ


って思ってしまうのです。

Aug 17, 2021 移動モスクへの意見は経験で変わる

昨日紹介したオリンピックなどで使われる予定の移動モスクですが、2018年の夏頃、発表されたようです。



この移動モスクの話題をいち早く届けてくれたのは、


ガーナに住んでいる来客


でした。
彼女は一度日本にきたことがあって、一緒に京都や浅草などを巡ったんです。
彼女からのメッセージは移動モスクに対して、


非常に好意的


でした。


外出時にお祈りできる場所が見つからなかった来客に取ったら手軽な祈りの場は嬉しいものでしょう。

お祈りをすつ時間帯があって、その間、お祈りする場が見つからないのは


ストレスフル


なんですよ。

義務と場所と状況の板挟みなんです。


確かに、京都旅行に行ったときは


寺と神社


ばかりで、お祈りができないことを気にかけていました。



↑↑  そういえば、来客は金閣寺がお気に入りでした!



日程的に時間がある時は、


”京都にモスクはどこにあるの!?”


と必死になって聞いてきましたからね。


なので、日本に来て、モスクを探してさまよったことのあるイスラム教徒は総じて、


移動モスクに好意的


なんだと思います。
一方で、日本のイスラム教関係者のなかはこの移動モスクに対しての意見が好意的ではないひとも多かったですね。


モスクって大きくて有名なところもありますが、イスラム教徒のネットワークでしかたどり着けないようなところもあります。

一度連れて行かれたところは、


なんでこんなところに


と思う場所でした。

確かに移動モスクには問題はたくさんあると思うんですが、そこまで批判的にならなくてもいいんじゃないか、と思う意見もありました。


だってね、モスクにたどり着くのが大変なんですから。

Aug16,2021 東京オリンピックとこんなところにモスクがあるかも

東京オリンピックは終わりましたが、オリンピック関連の過去のメルマガを探していたらこんなメルマガを見つけました。
2019年8月に配信した2年前のメルマガです。


「133回 ~ それは、おもてなし? 移動モスク その1」


 移動モスクって知っていますか?


知らない方は、こちらの記事をどうぞ。



要は、2020年にオリンピックで来日する(オリンピック以外もだろうけど)


イスラム教徒に対して、お祈りをする場所を確保しようとしている


ということですね。
上記の記事では、この移動モスクに対して、


非常に好意的


な意見が紹介されています。
海外の反応は


賛否両論


と言ったところです。


日本では寺院、神社、教会に比べるとモスクって見かけません。


↑↑ モスクは丸いお椀型の屋根と月、柱と特徴のある形状をしています



何回か行ったことがありますが、都内には白亜の美しいモスクがあります。

それが東京ジャーミーです。


↓↓ 詳しくはこちら


あるとすれば古い建物がいつのまにかモスク🕌になっていたということはあるかもしれません。
お祈りの場所で困ったことのあるイスラム教徒は好意的になるかもしれません。
外観もちゃんとしたモスクもありますが、


なんでこんなところに!?


といいたくなるような場所にモスクがあることもあります。
1日に何度も外国人が出入りしているところにはもしかしたら、


モスクがある


かもしれません。