国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

10/16 それはトンカツであってチキンカツではない

ある日、私は冷蔵庫の中に、


とんかつ


を見つけました。
私は買っていないので、買ったのはムサさんしかいません。
話を聞いてみると、それまでムサさんは、


チキンカツ


だと思っていたと言っていました。
そのとき、唐突に思いました。


豚肉をタブーとする 

豚肉が加工されたあとの姿を見たことがない 

豚肉を見分けられない


ってことに。



↑↑鶏肉と豚肉を見分けられない!?



これは、イスラム教徒、しかも敬けんな人ほど大きな罠になりえますね。


それ以降、ムサさんの口に入るものは私がチェックするようにしていますが、
今後も誤って、豚肉を口にした場合、ムサさんはいずれかの行動をとるでしょう。


・礼拝をする
・喜捨をする
・断食をする



特に罰則はないのですけどね。


気持ちの問題でしょうね。
もちろん、人にもよりますけどね。


イスラム教徒が誤って、豚肉を食べてしまった場合、


罰則はない


ということが分かりました。
無理矢理食べさせられる、という状況はあまり想像がつかないかもしれませんが、


・異教徒による侵略
・イスラム教の棄教させるために無理矢理


ということが起こったことは歴史上考えられます。



↑↑負けた側は何をされても文句を言えないから、徹底抗戦するしか無くなってしまうと考えたら…??




Twitter上では中国ウイグル地区の状況が流れてくることがあります。


コーランの章句をたどれば、ウイグル地区に住むイスラム教徒が無理矢理、豚肉を食べさせられるようなことがあっても、


それは、罪がない


と寛容にして慈悲深い神が認めていることになります。


・豚肉を食べてはいけない
・禁にそむく心からでもなく、無理矢理食べさせられた者には罪はない。


これはともに、神により定められた律法と言えると思います。


とはいえ、ウイグルの状況は豚肉を無理やり食べさせるにはとどまらない酷い状況と聞いています。