国際結婚はキラキラだけじゃない!山あり!谷あり!闇もある!?

ガーナ人イスラム教徒と国際結婚して日本で、多様性と異文化、多様な価値観に揉まれながら生きる非イスラム教徒の日本人妻のブログ

天気の話は当たり前ではなく驚きと面白味がある!?

日本では台風の季節ですね。
9月も末になると台風が来ても涼しく感じますが、8月終わりから9月の上旬はまだまだ暑かったりしますよね。





仕事柄定期的にヨーロッパの人とミーティングをするのですが、その時に言われて困るのが、


How are you doing? Is everything good?


という挨拶です。


Is everything good?


と言われると、Good Goodとは言いながらも、


「万事がうまくいっているわけではないんだけどなー」


と思ってしまうんですよ。
挨拶なんだから、建前でいいと思うし、相手も「実は・・・・」なんて深刻な話は、


異動か退職の話だけで十分だ


と思っていると思うんですよ。
だって、仕事上の付き合いですし。


で、Good Good言いながら考えて出てくる次の言葉が、


”今は日本、台風シーズンで、めっちゃ暑いんだよ”


と言う言葉だったりします、9月上旬のことですから。





実は面白いのはここからで、ヨーロッパの会議のメンバーは、


”夏の盛りは過ぎたんだし、これから涼しくなるのに、台風っていう嵐がきたら暑くなるってなんで???”


と言ったんです。
多分、彼らとしては、


『嵐が来たらより涼しく?寒く?なるんじゃないの???』


と思ったんだと思うんですよ。
ヨーロッパの嵐って『寒い』『冷たい』なんだな、と思いました。


日本人としてはある意味常識が通じないので、


”台風は熱帯で発生して、熱帯の熱を運んでくるから、日本全体が暖まっちゃうから台風が来ているときはめっちゃ暑くなるんだ。
真夏じゃないのに35度を超えるんだよ、台風のせいで!”


と説明したら、驚くのと同時に「そんなことがあるのか!!」と面白がっていましたね。







天気の話って、地域性が出るので、他地域の人には発見だらけなんだから、世界の天気の話をまとめたら面白そうと思うんですよね。

スイス プチ・パレ美術館展に行ってきた!

SOMPO美術館 スイス プチ・パレ美術館展




スイス プチ・パレ美術館はユダヤ人のゲーズ氏が作品を蒐集後、公開することを目的に開館し、20年ほど休館しているのだそう。

スイスに行っても展示品を見ることができないのね…

日本では30年ぶりの開催とのこと。





印象派、新印象派、ナビ派、ポン=タヴァン派、フォービズム、キュビズム、ポスト印象派、エコール・ド・パリまでの絵画を見ることができる。時期にして19世紀終わりから第二次世界大戦くらいまで。


画家もそうだけど、モデルになった人々はこの激動の時代をどう生き抜いたのだろう。

第一世界大戦、ロシア革命、第二次世界大戦と続いていく激動の時代だ。

従軍したのだろうか?

田舎に逃げたのだろうか?

高級娼婦たちは二重スパイなんかもしたのだろうか?

命を落とした人もいるのだろう…


印象派は柔らかい雰囲気がいい。

新印象派はドットを使って表現していて、間近で見た印象と遠くから見た印象の違いがいい、ナビ派、ポン=タヴァン派は初めて聞いた。少し時代が戻ったような描き方だ。

フォービズムはフォーブ(野獣)の通り荒々しく描く。

キュビズムは理解が難しいなぁ…これは人なんだろうか…それとも物?

エコール・ド・パリによる秩序への回帰。少し日本の浮世絵にも似たものもある。



↑↑ゴッホに影響を受けた画家も多数!



少し長い時間軸で見ると絵画も新しい技法や表現を模索しながら、時には原点に帰ろうともしながら、少しずつ変わっていく様子が見られるのがいい。


ある日突然何かが生まれるわけでなく、そこに至るまでの流れが見えるし、歴史的背景と照らし合わせるとそこで生きていた人の息吹を感じられるからだ。

16/16 豚肉がおいしいのも問題なのよねぇ・・・

豚肉がタブーだと知っていたって、イスラム教徒以外の異教徒の中には


そんなん、ちょっとくらい、からかって食べさせたってどうってことないだろ


って考えている人は多いと思います。
で、実際からかったつもりで、SNSで拡散してした場合、やらかしてしまった人は


自分は愚かで軽率で尊敬するに値しない人物だ


ということを自らの投稿で暴露しているんですよ。
今の時代、この罪滅ぼしは高くつくと思うんです。





コーラン上は罰則はないですから、表面上はどうってことないかもしれません。
イスラム教徒が仮に赦してくれたとしても、人間が通常相手に持つ


信頼
信用
尊敬
友情
愛情


そんなものを犠牲にしていることは知っておいたほうが良いのだと思います。



人間の生活圏内にいて、安くて美味くて栄養満点、加工も簡単にもかかわらず、ユダヤ教とイスラム教ではタブーとされている豚肉、異教徒が軽々しくそのタブーを踏み荒らしてはいけないと思います。


旧約聖書にタブーとされていることからキリスト教も元は豚をタブーとしていたのかもしれませんが、その伝播の過程でもしかしたら食べざるを得ない状況があったのかもしれません。
キリスト教が豚肉をタブーとしていたら、世界中の豚は駆逐されてしまっていたかもしれませんが。


神様は豚を作りながらも食べてはいけないと言ったわけですから、豚肉はユダヤ教徒やイスラム教徒に取ったらエデンのリンゴのようなものかもしれませんね。





だって、困っちゃうくらいおいしいし、魅力的ですからね・・・