11/12 国際交流とか異文化理解とか、寝言は寝て言え(怒)
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価値観のブログ記事
価値観(ムラゴンブログ全体)11/12 国際交流とか異文化理解とか、寝言は寝て言え(怒)
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10/12 ロボット・イン・ザ・ガーデンに見る人とロボットの関係
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4/4 異文化理解とかグローバリゼーションなんて簡単に言うな(怒)
常々グローバル会議って難しいな、と思っていたんです。 その難しさって、 ・自分の言いたいことが相手に伝わらない ・相手の言いたいことが自分には響かない ということなんですよ。 なんというか、 言葉としては理解できる にも関わらず、こう、表面上をサラーっと流れていってしまう感じなんですね。 だから、... 続きをみる
グローバル会議が始まる前のクマの話から文化的背景が異なる会話の難しさを実感しました。 さらに言うなら、その会議中にこんな話にもなったんです。 ”その数字は日本で売り上げた数字なんだろ?内容はなんなんだ?もっと詳しく教えろ!” と言われたので、話す予定だった概要と顧客名だけを告げたんですね。 ”今後... 続きをみる
グローバル会議が始まる前の雑談の時間で、 ・文化的背景が違う会話って難しいな って思ったことをかいています。 去年の10月クマが庭に現れてかぼちゃをバクバク食べてた!という話が合ったんですが、時期的に「庭にかぼちゃがある」のは、 きっとハロウィンだから ということは分かるんですよ。 多分、三角の目... 続きをみる
私は仕事柄、アメリカやヨーロッパ、アジアの人たちと集まってミーティングすることも多いのですが、オンラインのミーティングって便利ですね。 ミーティングを開催するとき、ちょっと早めに開催する人がいるのですが、ハロウィン前にその人が、開催すると、早速アメリカ人が2人入ってきました。 一人のアメリカ人がこ... 続きをみる
LGBTをめぐる問題って色々あると思うんです。 私はガーナ夫の宗教がイスラム教なので、ムサさんの考えをイスラム教ではどうやって考えるんだろうと考えることが多いです。 とはいっても、ムサさんの中でイスラム教が絶対ではないので、判断が難しいところです。 とにかくイスラム教ではLGBTはタブーなので、ム... 続きをみる
ちなみに、控室では着替えの際はお手洗いで着替えたり、外に出てもらったりしたのですが、それ以外の時は何をしていたのか、ですが、 主に化粧 ですね。 大体、イベントにおいて化粧というものは、どこまで派手にしても派手にならないのですよ。 私はいまだにどこまでやっていいのかがよくわからないのですが、 オカ... 続きをみる
これは完全に個人的な意見ですが、LGBTの人たちというのは、非常に控えめな方が多いのだろうな、と思うのですよ。 最近お世話になっている美容室のスタイリストさんが同じくLGBTなんですけどね。 その方も、自分のことをなんでもかんでも主張するような方ではなく、会話をしながら淡々と仕事をこなす方です。 ... 続きをみる
アフリカのとある元少年兵を保護するキャンプに行った日本人の学生が、恐る恐る 「銃を持ったことがあるのか?」 と聞いたところ、元少年兵の答えは、 「俺よりも年上の20歳にもなるのに銃すら持ったことないのか?」 だったそうです。 元少年兵の年齢は10代です。 13歳や15歳、そんな子供たちが誘拐されて... 続きをみる
ガーナから送られてくるその歯磨きの木の形状は、アイスクリームに木の棒に似ています。 わたしは初めてムサさんがその木の棒を使っているのを見たときにアイスクリームの棒をかじっていると思ったんですよね。 なので、 ”アイスクリーム食べてるの?私のは?” って何気なく聞いたんです。 ムサさんは本当に不思議... 続きをみる
日本人は口元のケアができていないという話を聞きますが、そうは言っても、意識の高い人ほど、日本人だって歯や口元のケアを気を付けていますよね。 わたしも日々気をつけたいとおもいます。 口元ケアの重要性を教えてくれたムサさんの歯はびっくりするほど 白くて、 ピシッとして 立派 なんですよ。 それこそ暗闇... 続きをみる
口元のケアが十分でないと、 節制ができない 仕事ができない 信頼に値しない という評価が下される国もあるそうです。 実際に、私も八重歯状になっているのですが、ムサさんは、私のことを この人、本当は人間じゃなくて、魔女かなんかじゃないだろうか・・・? と真剣に考えたっていうんですよ。 アフリカでは「... 続きをみる
ムサさんの言う「人間の体の中で一番きれいにしておかなきゃいけない場所」である 歯 の話です。 数年前のことですが、私は歯が痛くて歯医者に通っていました。 歯が痛くなってしまったのは、 歯医者 = 虫歯の治療をする場所 というなんだかあんまりイメージがよくなかったからです。 つまり、今考えれば定期的... 続きをみる
体毛の処理はある意味、 身だしなみの域 に入ったような風潮がありますね。 私も例にもれず、腕や脚の毛はそこそこ頻繁にそっていたわけです。 そうすると、ちょっと伸びてムサさんに当たると、 チクチクして痛い! という文句が出てくるようになりました。 ムサさんは、 剃らなくていい! と主張します。 ムサ... 続きをみる
わたしとムサさんは結婚前にしばらく同棲をしました。 付き合っていて、時々会う状態から、一緒に生活をする状態に変わると 問題に向き合う ことも多くなります。 日々のこまごましたことから、お金の使い方や家族友人との付き合い方といったことまで、目を背けるのは難しくなるのは、 国際カップルだろうと日本人カ... 続きをみる
本の紹介 あのこは貴族 山内マリコさんの小説で、映像化作品。 東京の名家に生まれて育った生粋のお嬢さんと田舎から大学で上京、その後経済的事情で退学夜の世界で生きたこともある女性、普段は隔絶された世界に生きる2人の女性の邂逅は一体何をもたらすのだろうか? 田舎からの上京組の苦労や感覚は今も昔もあまり... 続きをみる
義理の実家とそりが合わない、と言うのは 時代を超えた命題 なのかもしれません。 それに義理の実家の入れ知恵で結婚生活がしっちゃかめっちゃかになったというのは、 ・男性側 ・女性側 どちらからも聞いたことがあります。 そして、他人からのアドバイスは余計なおせっかい以上の何物にもならないのですよね。 ... 続きをみる
前回シリーズ中にちょっと出てきた「嫁姑問題」は 世界共通の問題 なんですよ。知ってました? 幸い?にも我が家は居住がガーナと日本で離れているので、 いまのところ ムサさんのお母さんと私との間にはこの問題はありません。 どちらかというと、ムサさんと私の家族の関係となりますが、こちらは 私以上に良好 ... 続きをみる
結婚相手に求める「価値観の合う人」から、「結婚相手を勝手に決められる」という話題に、最終的には、 妻となる女性が親の庇護が必要な未成年だったら??? という話まで、結婚の話は地域差もあり積み重なった伝統もあり、人々の感覚や感情もあり一筋縄では行かないものです。 身近なところで見ても「価値観が合う」... 続きをみる
インド式お嫁さん選びを聞いて、私は非常に納得しました。 何に納得したって、嫁立場から言えば、 嫁ぎ先の義理の両親となる人たちがどんな人かを予め分かること です。 結婚相手も気になりますけど、実際に 嫁に行く → 夫の家に入る と同義ならば、夫の家族と同居した場合、働きに出ている夫よりも、なにかにつ... 続きをみる
今回、考えてみたいのは、 実親、実兄弟、親戚等との距離感 です。 よく聞くのは盆暮れ正月で夫の実家に帰省して妻は気を使って肩身の狭い思いをしたり、気が休まらないでいるのに、夫は飲んだくれ、帰りの高速道路の渋滞で大喧嘩する。 思い出したり考えるだけで憂鬱な人がいるかもしれませんね。 もしくは、妻の実... 続きをみる
まずは、いわずと知れたお金の使い方です。 これは新婚でも、長年連れ添ったオシドリ夫婦でもケンカの火種になりますね。 計画的に積建てるか、宵越しの銭は持たないか、という話もありますが、 なにに使うか、どう使うか こういうところも大きな問題になりますね。 例えば、自動車を買うときに、家族が増えることも... 続きをみる
結婚相手に望む「価値観の合う人」というのはどういう人なんでしょうかね? 「価値観が合う人」と結婚したのに「性格の不一致」で離婚するのはこれはどういうことなんでしょうか? 私たちの場合を例にとりますが、結婚という生活に軸をおいて考えると、こんなものが似ているといいかなぁ、と思います。 1.お金の使い... 続きをみる
結婚相手との「価値観があう」ことはどれだけ必要でしょうか? 今から考えると、私とムサさんは、 その場のノリと流れに任せて結婚したんだなぁ と思います。 その結果が、私が常々感じている 共有できる価値観がほとんどありません なんです。 宗教が違うだけじゃないんですよ!! 人間は生まれて育っていくなか... 続きをみる
無理やり結婚を決められたり、わずかばかりのお金や家畜と引き換えに結婚させられる地域もある一方で日本のように未婚化・非婚化が社会問題として取りざたされる国もあります。 理由は様々ではありますが、以前より結婚することが難しくなっているのは事実でしょう。 だからといって、男女が一人ずついるからと言って結... 続きをみる
イスラム教というと話題になることの一つが、 結婚相手を勝手に決められる と言うことです。 結婚相手を勝手に決められるということは「イスラム教が!!!」と言うより、日本だってそういう時代ありましたよね。 特に武家や公家、その流れをくむ名家などでは伝統的に行われてきたことかもしれません。 そして、多分... 続きをみる
イスラム教が男尊女卑だと言われる理由の一つ、女性のベールはその目的から言うと、 女性を守るため だといえると思うのですよ。 とはいえ、現代では、女性たちを嫌がらせから守っていたベールの着用を 公共の場で認めない という法律がヨーロッパで続々とできているようです。 ベールに限らず、宗教的シンボルを規... 続きをみる
自分にとって都合の悪いことが起こって、悪い感情や感覚が沸き起こったときにその原因を 国籍 言語 宗教 考え方 肌の色 等々 自分と異なるものに求めるということはあり得ることだと思います。 同時にはナンセンスでもあるのですが。 だって、自分と同じ人間はいないことですし! 自分と同じ人間はいないという... 続きをみる
7/8 原因を自分と異なるものに求めるのはナンセンスだと思うの
『異文化理解は仲良くなることなのか』というテーマですが、なかなか答えが簡単に出るものではありません。 結局仲良くするの?しないの? と思って混乱する人がいるかもしれない、と思うのです。 私のスタンスとしては、 ・異文化理解は必ずしも仲良しになること、ではない ・相手に対する理解や理解する努力は必要... 続きをみる
私は常々不思議なんですけど、 「仲良くなきゃ仕事なんてしてられないでしょ?」 ということをいう人がいるのですよね。 個人的感覚では、年配の男性に多い気がするんですよ、こういうこと言うの。 ・仲良くない相手や主張主義、宗教、国籍、言葉の違う相手との仕事では手を抜きますか? ということを考えると、ほと... 続きをみる
異文化理解は仲良くなることなのか、というテーマで書いています。 私のスタンスとしては、 ・異文化理解は必ずしも仲良しになること、ではない ・相手に対する知ったり理解したりする努力は必要 です。 これはプライベートでの話です。 でも、仕事でも同じだと思うんですよ。 「何言ってんの?仲良くなきゃ仕事な... 続きをみる
SNSを始めとしたネットの世界が広がるほど、人間関係は複雑になると思うのです。 とはいえ、リアルだろうとバーチャルだろうと人間は誰しも ほどほどの距離と理解 を保って、相手に接しているんだと思います。 その距離感を間違えて、SNS上では過激なまでに 誹謗中傷する人 もいるみたいですけどね。 ネット... 続きをみる
今回のテーマは、 異文化理解は仲良くすることなのか です。 ここで質問です。 AさんとBさんがいます。 ① AさんとBさんがお互いのことを理解すれば、仲良くなると思いますか? ② AさんとBさんがすでに仲が良い場合、お互いのことをどれだけ理解しているでしょうか? ちなみにこの質問には答えはありませ... 続きをみる
ある会社に応募したとき、英語の記述問題を読んだときに思わず絶句しました。 ここで問題文の内容を詳しく書くことはしませんが、 ・異なる認識や宗教の人たちと仕事をする可能性があります ・日本の常識が通じません ・このような人々をどのように理解し仲良くなりますか ・どうやれば仲良く仕事できますか ・どの... 続きをみる
以前、ハローワークやエージェントを通じて仕事を探していました。 その過程で、応募した会社さんの反応で 異文化理解は仲良くすることなのか と考えさせる出来事に出会ってしまったのです。 あるとき履歴書を送付した1社から、連絡がありました。 書類選考、筆記テスト、面接という3段階の試験を行う会社です。 ... 続きをみる
K女史やムサさんに限らず、 緑茶が「病気に効く」 と思っている人は結構いるみたいです。 そして、この緑茶が「病気に効く」という話は何かに似ているな、と思いました。 一日一個のリンゴは医者を遠ざける ということわざです。 これはウェールズ由来の英語のことわざのようですね。 英語で言うと An app... 続きをみる
ムサさんは 危険だから豚を食べちゃいけない と言います。 寄生虫のほかにも、 ゴミでも汚物でもなんでも食べてしまう という豚の性質を考えると、気分が悪くなるのは今の環境とかけ離れているからかもしれません。 とはいえ、それでも安全に食べられているのは、飼育から流通に至るまで安全管理が徹底しているから... 続きをみる
注意: 今回は気分が悪くなったら即、読むのをやめてください。 食生活や服飾類はその地域の歴史や地理、風土が大きく影響しているんだろうな、と思っています。 そこで、まず、一番身近なイスラム教徒であるムサさんに なぜ、豚肉を食べてはいけないのか を聞いてみました。 ムサさんの答えはただ一言、 危険だか... 続きをみる
豚肉をタブーとする宗教はイスラム教が有名ですが、イスラム教がその教義のもとにしたという ユダヤ教も豚肉はタブー です。 そして、 敬けんなユダヤ教徒ほど豚肉を食べない といいます。 ユダヤ教徒の知り合い、友人がいないので、確認しようがないのですが、機会があれば、お話をしたいんですよね。 豚肉を食... 続きをみる
ムサさんと結婚することになり、私は 「豚肉を食べるのとお酒飲むのをやめよう!」 と、今思うと信じられないくらい軽いノリで決めました。 決めた後、しんどかったのは、 お酒を飲めないことではなく、 餃子、シュウマイ、小籠包などが食べられない、 と言うことでした。 なんでしょうね、豚肉(豚脂)+小麦粉が... 続きをみる
2019年ラマダン中にメルマガで連載したイスラム教特集です。 今回は 豚肉 です。 先日 までラーメンについて書いてましたので、流れで豚肉、豚の話を書きたいと思います。 ラーメンはチャーシューやラードをはじめ、豚肉を多用する食事の代表的なものと言えます。 だからなんだと思うのですが、イスラム教徒... 続きをみる
先日、アフリカの子どもたちの絵画展に行ってきました。 場所は新丸の内ビル7階のスペースです。 歌手のMISIAが開催の挨拶をして、部門ごとにMISIA賞を与えています。 歌手のMISIAが長年、ケニアのスラムの子どもたちの支援をしていることは界隈では有名なことです。 今回は、そのケニアのスラムの... 続きをみる
日本食として決して外せない、ラーメンの中でも、観光客向けに、ハラル認証をとったラーメン屋さんがあります。 K女史来日時にそなえて、 ハラール・ラーメン を探しました。 ↑↑K女史も食べられるラーメンを探せ!! ハラールラーメンで代表的なのはこちらです。 成田屋 https://www.fellow... 続きをみる
寿司が大好きで、日本が大好きな外国人女性は「コンビニお寿司」が好きだという衝撃もありましたが、日本食といえば、寿司にとどまりません。 日本食と言うだけで色んな料理があがりますが、 らーめん も忘れてはいけません。 ラーメン屋さんってあちこちにあって、お好きな方も多いかと思います。 我が家の近くに... 続きをみる
サラダ巻きとお稲荷さんが好きだからと言う理由で、 「コンビニのお寿司が好き」 といった「日本大好き」な外国人女性の話を聞いて、私は色々と納得してしまいました。 なぜなら、 ”生魚って食べたことはないけど、お寿司食べてみたいの” とガーナからの来客、K女史に言われたからです。 結局連れて行ったのは、... 続きをみる
COVID19パンデミック以前のことですが、日本が好きすぎて、久しぶりに日本に戻ってきたというヨーロッパ系の女性に会いました。 「日本大好き!」と言う外国人は何人も知っていますが、 日本の何をそこまで好きなのか というのはいつもよくわからないんですよね。 なので、聞いてみました。 その彼女の答え... 続きをみる
先日ムサさんが、あるニュースを見せてくれました。 それは、東京都のパートナーシップ制度に関する記事だったのです。 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62a9207de4b0cdccbe5676bc 「ミナミさん、これで日本は終わりだ・・・これ... 続きをみる
先日、ムサさん関連の提出物で、私の給与明細が必要になって、ムサさんに印刷して渡したんです。 私の給与明細を見て、なんて言われたかと言うと、 「ミナミさん、可哀そう・・・お給料少ないね・・・100万円ないの・・・?」 だったんですよ。 何を言っているんだと思って、見てみると、支払額(手取り額)を指さ... 続きをみる
ムサさんにとって、先月の安倍元総理が凶弾に倒れたことは非常にショックだったようです。 私たち日本人もショックでしたが、ムサさんにとっては、 暴力的なことのない安全な日本で!?しかも銃!! というところなんですよね。 と言うことは、ムサさんの知っている世界では、それがガーナなのか、アフリカなのか、ア... 続きをみる
安倍元総理が凶弾に倒れて1か月が経ちました。 そのご、いわゆるカルトと言われる新興宗教団体についてSNSで取りざたされています。 そのなかでもビックリしたのは、 こんな方法でカルト教団を論破した! という話があるということです。 これは、我が家にも勧誘?というのか訪問してくる人がいるんですけど、我... 続きをみる
昨日の亡くなった近所のおばあちゃんの話ですが、亡くなった後、おばあちゃんの娘さんが片づけに見えていました。 しかもずっといらっしゃるんですよ。 お年寄りの一人暮らしってシンプルだと思いきや、 モノをため込む のだそうですよ。 大きな荷物がおばあちゃんの家の近くのゴミ捨て場に出たときに、「片付いたん... 続きをみる
35 死を考えるシリーズはこれで終わりにします。 参考文献の紹介をします。 ・葬送の仕事師たち https://amzn.to/3PdDjoB 普段日の目を見ない、お葬式にかかわる仕事師のルポです。 冒頭の葬儀の専門学校の話は体中が鳥肌が立ちます。 葬儀を執り行うセレモニーホール以外にも、死者に防... 続きをみる
34 世界には葬儀の準備ができるまで遺体を冷凍保存する場合もあるようです。 日本だって、ドライアイスで葬儀まで持たせていますよね。 ガーナではこの冷凍保存がそれなりの需要があり、そこそこ儲かるんだそうですよ。 ↑↑費用対効果はどんなものか… 私の母方の祖父は私が幼いころに亡くなっています。 私はか... 続きをみる
33 日本に住んでいる知り合いのインド人から非常にショッキングな出来事を耳にしました。 この方のお父様が高齢でCovid19パンデミック数か月後に亡くなられたんだそうです。 死因はコロナウイルスかどうかわからないんですが、亡くなられた時期が時期だったためインドへの帰国ができずに時間が経ってしまっ... 続きをみる
32 私の祖父は父方も母方もいなくなってしまったわけですが、納骨やら四十九日やらは実は私にも初体験だったことが多かったんです。 自分の経験を通して そうなんだ! と言うことよりも、全くの異文化を体験するムサさんを通してでの体験になりました。 そのため、なんというか葬式や法要も自分事と言うより他人事... 続きをみる
31 納骨後、私の手元には、お団子が手つかずで残っていました。 ↑↑ 団子はどうしたらいいのか? このお団子、これも地域によって様々なんだと思うんですが、なんのためのお団子かその時わかっていませんでした。 参列してくれた方々に1個ずつとってもらって食べてもらうなかで、ムサさんと親戚の男性が、 怪訝... 続きをみる
30 実家のお墓は古い墓地にある割にはそこそこ立派なお墓です。 お墓につくとムサさんは、お墓の作りに非常に興味津々でした。 職人さんがすでにいて、納骨堂の入り口を開けていてくれたので、上から一部中を見ることができました。 実は私もその時、納骨堂の作りがどうなっているのかを見るのが初めてでした。 ↑... 続きをみる
29 納骨の折、火葬された骨を写真にとる以上の経験をしてもらおうと思い、ムサさんには祖父の骨を抱えて墓まで運んでもらいました。 持ってもらったときは腰をぬかしそうなほどビックリして小刻みに震えていましたけど、 「おじいちゃんをお墓までエスコートして下さい」 といって持っていってもらいました。 ↑↑... 続きをみる
28 ムサさんが日本の墓に興味津々なので、いたずら心で 身内の骨の写真を撮る ことに匹敵するような体験をさせてやろうと思ったのです。 私もほぼ初めての経験ですが納骨のときって、いろんなものを墓地に持っていくんですよね。 ・お骨 ・位牌 ・遺影 ・線香 ・お供え用のお食事 ・団子 アル中祖父の場合は... 続きをみる
27 実家の墓地は古くから墓地として使われているところにあります。 お墓がきれいに整然と並んでいて、通路も整備されているような場所ではなく、それこそ年代物っぽい今にも崩れそうなお墓がたくさんあるんです。 私が子供のころから今にも崩れそうな小さなお墓がいくつも並んでいたりするのですが、その下に納骨堂... 続きをみる
26 四十九日の法要を終えると今度は納骨のためにお墓に行かなければいけません。 スケジュールが決まっているだけあって、 感傷なんてものはなく 機械的に進んでいきます。 今回、ムサさんが四十九日の法要に参加したいといった理由に、親戚筋の男性を連れてきたいというだけでなく、 日本のお墓を見たい という... 続きをみる
25 法要はいくつかのお経と短い法話であっさりと終わりました。 参列者に年寄りが多かったからかもしれませんし、法話の内容はもしかしたら、 ムサさんへの配慮 があったかもしれません。 いずれにしても、 安らげる場所 = 天国 というのはムサさんにとって非常に納得できる話であったようです。 実際、仏教... 続きをみる
24 体調が悪くてフラフラな状態で、ガーナ人2人を連れてバタバタしながら、たどり着いた四十九日の法要を行う寺では、父方親族が勢ぞろいしていました。 法要を行うお寺ですが、子供のころお盆の時に火をもらいに来ていたお寺でした。 古いお寺で困ったことに台風が迫ってきていてもの凄く蒸し暑いのにも関わらず、... 続きをみる
23 四十九日の法要当日になって、ムサさんは 黒いズボンがない と騒ぎだしました。 ムサさんだけでなく、ムサさんの親戚の男性も直前まで、 ”黒いシャツがない” と騒ぐんです、当日の朝に! 集合まであと1時間くらいの時ですよ。 いや、もう、ほんとにぶん殴っていいですか・・・・? ↑↑ 私は具合が悪い... 続きをみる
22 ここからは四十九日の法要について書きます。。 夏休みに四十九日への出席を言い渡されたときに感じた嫌な予感が見事的中しました。、 ・ムサさん、仕事で長期出張、前日深夜帰宅 ・私、前日都内に行き、体調を崩し、深夜帰宅したムサさんに「救急車呼ぶ?」と言われる 2人そろって今にも倒れそうな状況でした... 続きをみる
21 ムサさんは日本に来てしばらく経ちますが、その間何度か訃報を受け取っています。 ある時、泣きながら訴えるので何かと思えば、親戚なのか近所の人なのか親しい間柄のお姉さんが亡くなったとのこと。 こういう時になんて言ったらいいかわからないので、聞いてみたんです。 ”イスラム教では死んだら天国に行くん... 続きをみる
20. 実家に帰省し、祖父の祭壇に線香をあげた折、私はそのとき始めて、 ムサさんは幽霊が怖い ということを知りました。 たしかに、今まで幽霊だとかの話をしたことがなかったんですよ。 イスラム教においては、人は死んだら、 天国に行く ということですから。 死後そのまま地上に残っているという感覚が私の... 続きをみる
19. 実家に行ったその日、 ”ムサさん、私は帰らないで実家に泊まっていくけど、ムサさんも泊っていく?” と聞いたんです。 そしたら、ギョッとした表情をして、首を小刻みに横に振るんです。 「帰る。だって、スピリットが『ムーサ―』って言うでしょ?ヤダァ」 って言うんです、日本語で。 ↑↑え!? はじ... 続きをみる
18. 祖父の属性を考えると、祖父が亡くなったことに対し、正直なところ、私は 祖父が亡くなって母も祖母も安心したんじゃないか って思っていたんです。 何度も書きますけど、アル中のクソじじいですから。 それにもかかわらず、ムサさんは 「おじいちゃん、死んじゃった。おばあちゃんのBest Friend... 続きをみる
17 実家帰省の折、ムサさんが言った言葉が非常に印象的だったんです。 祖母に挨拶をして祖父にお線香をあげて、祖父の部屋から出たときに 「おじいちゃん、死んじゃった。おばあちゃんのBest Friend、goneなの・・・」 と英語と日本語が混ざった話をしたんです。 ”おばあちゃんは人生のベストフ... 続きをみる
16 ムサさんにとって、法要と帰省の折に線香をあげるのでは、 意味が全く違う と私は思うんですよ。 かたや帰省ですから、非常にプライベートな場です。 家族しかいない。 日本の風習にわだかまりや葛藤があって、「やっぱり無理だ!!」と言ったってたぶん誰も責めません。 一方で法要は最悪お寺さんにも迷惑が... 続きをみる
15 実はムサさんの親戚筋の男性が一人、近くに住んでいます。 お参りが終わって、ひと段落したところに何を言い出すのかと思ったら、 ”連れてきたかった” と言うんですね。 ↑↑ お線香まで上げてひと息… ガーナでは不幸があった場合には親戚中が集まるという話から、連れてきたかったらしいのですが、 ”今... 続きをみる
14. 夏休みに帰省して、その場にならないとムサさんが何を思い、どう行動するか全くわからないので、私は実家に帰るだけで疲労困憊でした。 前に私が母方の祖父の仏壇に手を合わせていた姿を、 この世のものとは思えない と言わんばかりにムサさんが見ていたことがありますから。 だから、今回も多分できないとお... 続きをみる
13 さて、今回の帰省におけるムサさんのミッションは、 ・祖父の仏壇の前に膝をつく ・お線香をあげる ・おりんを鳴らす ・遺影に向かって軽く低頭して手を合わせる 文字にするとたいしたことではありません。 大したことないにもかかわらず、ムサさんにはたぶん難しいと思うのは、死んだ人に対する拝むことが... 続きをみる
12 さて、夏休み。 ただ実家に帰るだけの帰省はこんなにも楽なのか、と思うのは、 ムサさんがどういう態度をとるかわからない からです。 しかも、実家に行くという話を以前からしているにもかかわらず、 イード・アル・アドハーがある ということを直前に言い出したのですから。 イード・アル・アドハーは犠... 続きをみる
11 祖父の御霊前の香典をムサさんの名前で作りました。 何かを意図したわけではありませんが、ムサさんは非常に喜んでくれました。 「僕の名前でいいの!ほんと!?」 って。 ムサさんが日本人関係者に対して不祝儀を包むって滅多にないと思うんですが、なんとなくは知っておいた方がいいと思うんですね。 ↑↑ム... 続きをみる
10. 葬式ということで、列席はしないにしても、ムサさんの名前で香典を準備しました。 儀式としての葬式への出席は免れたわけですが、母と会う機会もあったので、その時に渡そうと準備をしたんです。 香典を入れる不祝儀袋で私が知っているものは、 ・白黒(銀)の水引 ・御霊前あるいは御仏前と書かれている ... 続きをみる
9. 祖父の葬式当日、妹から葬式の祭壇の写真が送られてきました。 それをムサさんに見せました。 ムサさんにとったら異世界の出来事だから興味津々なんです。 聞けば、 祭壇の作りが違う、 と。 まあ、違うのは祭壇の作りだけではありませんが。 祭壇の写真を隅から隅まで見渡して、寂しそうに、 ”本当におじ... 続きをみる
8. 結婚は当人同士の関係性の変化ですが、 家族や親族の問題は切り離せない ということは、ムサさんと結婚するときにすごく考えました。 特に、冠婚葬祭のうち近いうちにあって、逃げられないだろう「葬」は 宗教的にも風習的にも軋轢や葛藤が生まれる ことが簡単に思いついたのですから。 私の実家の場合、葬式... 続きをみる
7. 祖父が亡くなったという話をムサさんに告げたとき、私たちの頭をよぎったのは ムサさんは葬式に参加するの、どうするの? ということです。 ちなみに葬式に関しては、夏休み直前ということもあり、 「来なくていい、その代わり夏休みはそろって帰ってこい」 命令が実家から下りました。 そのタイミングで旅... 続きをみる
6 ムサさんには祖父が死んだというニュースにショックを受け、悲しんだものの、私が悲しむ様子がないのが非常に気に入らなかったようです。 ”ミナミさんは薄情だ!!!” とさんざん言われました。 ムサさん自身は、非常にショックを受けて 「悲しい」という感情が立ち上がった 一方で、私は驚いたものの、ショッ... 続きをみる
5. 祖父が亡くなったのは私の前のスマートフォンが壊れたタイミングでした。 ムサさんのスマホを借りて親と連絡を取っていてよかった、と思うのです。 連絡してなかったら、余計な心配をかける羽目になるので。 ↑↑ 起動しなくなりました!? 祖父の死去の報をムサさんに告げた時、ムサさんは非常にショックを... 続きをみる
4. 祖父の生前の生活を見るとそもそも祖父は頑健な頭とも体を持っていたのだと思います。 だって、その生活は、 常に酔っ払い だったんですから。 亡くなる数年前まではヘビースモーカーでもあったのですよ。 ↑↑ タバコか酒かの人で、ギャンブルもやってましたわ! この辺りは祖父の反面教師で、私は ・ヘビ... 続きをみる
3. 私たち家族はすでにボケてしまったと考えていた祖父の脳みそ自体にはボケの症状が全く見られなかった、ということがその死後、病院で判明しました。 しかし、自宅で亡くなった場合、 警察 (事件性がないか調べるため) 消防 (ベッドや家具に挟まって動けない場合のレスキュー) 救急 (病院への搬送) を... 続きをみる
2. 2019年7月、祖父が老衰で息を引き取った時、私はその場にはいませんでしたし、死期が近いということも知らなかったんです。 親からも妹からも連絡がありませんでした。 亡くなってから妹から連絡がありました。 長い間、祖父はひがな1日中ベッドに寝てTVを見るという生活をしていました。 ↑↑ 日がな... 続きをみる
1. 2019年7月、父方の祖父が他界しました。 91歳の大往生でした。 四十九日も三年忌も済みましたので、皆様からのお悔やみは謹んで辞退いたします。 一般的には死んだ人を悪く言うのははばかれるのですが、死んだからってこの祖父から受けた被害の影響は亡くなるわけではないんですよ。 死ぬ直前の「すまな... 続きをみる
ト・ユウユウ マラリアの治療薬を生み出し、2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞した中国人女性科学者ト・ユウユウ氏。 マラリアは蚊の媒介で感染する感染症で、昔から「おこり」と呼ばれ身近な病気であったが、19世紀にキナの木からキニーネが生成され、一時的に鳴りを潜めていたが、熱帯熱マラリアとして猛威... 続きをみる
マラリアは、ワクチンができるまでは 蚊を不妊にする実験 があちこちで行われていました。 蚊の遺伝子操作によるマラリア撲滅が現実的に!? とはいえ、その多くが失敗に終わっています。 その一方で、マラリアの治療薬でノーベル賞を受賞しました。 中心となったのは、中国の女性で、 ト・ユウユウ氏 (読み方に... 続きをみる
アフリカ界隈の話を読んでいると、実は、 2000年くらいから急激にいろんなことが変わっている ことがわかります。 ↑↑ 急激な変化が… 経済発展もそうなんですが、場所にもよるんでしょうけど、犯罪や戦争なんかは凶悪化している印象です。 いたるところで二極化なんて騒がれていますが、最も激しい二極化が起... 続きをみる
世界三大感染症 と呼ばれるものがあります。 マラリアはその一つで、他には、HIV/エイズ、結核と合わせて世界三大感染症と呼ばれています。 マラリアでは多くの人が命をおとしてきました。 その一方で、予防薬があり、感染しても治療薬があり、年々感染者や死亡者を減らしてきているなど、 人類が難敵に立ち向か... 続きをみる